ココにいること 「ウチが死んだらどうする?」 「は…?」 冗談にもならないことを言ってみる。 あなたの反応が知りたくて。 あなたは、辛い顔をしてくれるのだろうか。 「お前が死ぬ訳ねー」 馬鹿が死ぬなんてありえない。 こいつは最強の阿呆だから。 「もしものことを言うとるんよ」 もし、それが反対の立場だとしたら… 「ウチは棗が死んだら自分も死んでまうかもしれへん…」 ここで棗が怒るなんて分かってる。 でも、それが本音なんだ、内心。 目をまんまるくして驚いてるというか、なんというか。 その表情を見てなんだか嬉しくなってしまった。 「なんで死ぬんだ……お前は…」 「なんでって、辛いからやん。ウチ絶対壊れてまうよ」 あっけらかんと言っているように見えて、違う。 心の中では何かをぐっと堪えてる彼女が愛しい。 でも、その言葉に嬉しさを感じてる暇なんてなかった。 「…でも、ウチが死んでも棗は平気そうやね」 平気……? 「…本気で思ってるのか?それ……」 「……さあ。どうやろね…」 平気なことあるか。 平気なことあるもんか。 「俺は……お前が思ってるほど強くない…」 みんな言うんだ、俺は強いって。 それはどんなところを見て言ってるいるんだろう? 外見とか?行動とか? でも、心は全然違う……。 「…なつ、め…?」 きっと君よりも きっと誰よりも俺は…… 「本当は…怖いんだ……」 ひとつひとつびくびくしてる。 優しくするのも 笑顔を見せるのも ひとつ ひとつ 人に見せるのが怖い 自分を。 「……けど…お前が……ッ」 「………ウチ、が…?」 一緒に帰ろう 学園に ――――…みんなまってる。 「お前が……居た、から………」 俺は………。 きっと、お前が居なかったら 孤独になって 闇に支配されて 「きっと…死んでた……」 「………………」 だから だから…… お前が居なくなったら俺は…… 「お願いだから……冗談でもないこと言う、な…ッ」 (お兄ちゃん……) 「お願いだから……これ以上……」 「……な、つ…」 「これ、以上……俺の前から誰も消えないで、くれ……」 ――――――――……… 君が居なくなったら、僕は本当に闇になってしまいそうで。 君が居なくなったら、僕は本当に光を失ってしまいそうで。 いやなんだ。考えただけでもゾクゾクする。 きっと死にたくなる。 闇に逃げたくなる。 「なつ、め……ごめん……ご、め…ん……ッ」 君の腕の中に居ると、自分が光に思えてくるんだ。 君の腕の中に居ると、自分が光になれる気がするんだ。 だから、自分の手でそのチャンスをつかみたい。 君がいるからココにいる。 君がいるから生きている。 だから、どこへも行かないで。 僕がこの手で守るから。 END... ---------------------------------------------------- すいません、ちゃんと蜜柑は棗が弱いってことを知ってます。 けど、何故か気づいてないことになってた…。 詩なんだかなんなんだかはっきりしない作品となって完成。 んーー、微妙だなぁ。やっぱり私が作る作品ってみんな意味不明。 |